透明押え&ロックミシンの筒縫いテクニック

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今回は度々ブログでも登場しているベビーロックでも大人気商品「ロックミシン用透明押え」の紹介と一緒に筒縫いのテクニックをご紹介します。

透明押えについて
金属の押えと違い、透明なので針落ち位置がとても見やすくなります。
重ね縫いの位置合わせや印を付けた位置の確認がしやすくなり、スムーズに縫うことが出来ます。

透明標準押えと透明バルキー押えがあるため用途によって使い分けましょう。
詳しくは「標準押えとバルキー押えの使い分け方」ブログをチェックしてくださいね。

※機種によっては装着することが出来ない場合があります。画像に記載されている機種一覧からご自身がお持ちのミシンに対応しているか必ずご確認ください。
【透明押え適応機種一覧】

筒縫いテクニック
ロックミシンで縫い合わせや、かがり縫いをするときに、筒縫いをする場面がたくさん出てきます。
袖口のリブ付け、衿付け、身頃やパンツ、スカートの裾など、筒縫いをキレイに仕上げるポイントを透明押えを使いながら説明していきます。

【POINT①】筒縫いのスタート
生地を押えの下にセットする時に針糸が邪魔をして、くの字になってしまうことはありませんか？

こういう時は針糸を少し引っ張りゆるめてあげると解消されます♪
スタート時のちょっとしたコツがキレイな仕上がりにつながりますよ。

【POINT②】メスロックのタイミング
1.縫いはじめの空環がメスで切れるまで縫い進め、空環が切れたらメスロック(固定)をしましょう。

2.メスをガイドにして２cmくらい重ね縫いをします。
ここでポイントになるのが空環のカット。よくある失敗はせっかく縫った生地端もカットしてしまうことです。

もし進みすぎるのが不安な方はフットコントローラーではなく、はずみ車を手で回して縫い進めると安心です。

【POINT③】生地のぬき方
1.重ね縫いが終わったら針と押え金を上げ、生地を90度左に回転させ生地の無いところに針を下ろしましょう。

2.押え金を下げた後、コントローラーを踏み空環を作ります。
そうすると生地から直角に空環が出るので仕上がりがキレイ&とじ針での始末もしやすくなります。

重ね縫い後、斜めに生地を出すと写真のように余計な縫い目が生地からプカプカと浮いてしまいます。

これらの筒縫いテクニックはもちろん金属の押え金でも同様に使えるので、ぜひ試してみてくださいね。

今回のブログではポイントをご紹介しましたが、もっと詳しく知りたい方はワークショップのベビーロック教室「ロックミシン基礎講習」やベビーロック・スタジオプラスの【オリジナルテキスト】動画で学べるロックミシン基礎テキスト＆生地セットをチェックして下さい♪

透明押えはベビーロック・スタジオオンラインショップでもご購入いただけます✨