ベビーロックの歴史

「もっと楽に」「もっと楽しく」「もっとすごいもの」
がつくれる。それが製品開発の出発点です。

1957年|世界初の家庭用小型ロックミシンの開発

wood_prototype

世界初の家庭用小型ロックミシンの開発は、1957年につくられた木製の試作機から始まります。

いつも生地端を手でかがっているテーラーの見習いさんを見て、

「この見習いさんは、いつになったら服の仕立て方を教えてもらえるのだろう?」
「もっと楽に縁かがりをする方法はないだろうか?」

そう考えたベビーロックの開発者、佐久間孝一の手による、家庭用小型ロックミシンの最初の試作機です。


1968年|2本糸ロックミシン EF-205型

EF205

1968年2月1日、「まるで赤ん坊のように小さなロックミシン」という意味の名前をつけた「ベビーロック(baby lock)EF-205型」が発売されます。

世界初の家庭用小型ロックミシンEF-205型は、開発当初の思いどおり、全国のテーラーを中心に普及。それまで手縫いされていた縁かがりは、ロックミシンで行われるようになりました。


1981年|3本糸ロックミシン・巻きロック機能付 BL3-407型

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2本糸のベビーロックは3本糸に進化し、巻きロック機能が付加された「BL3-407型」が発売されます。

巻きロックの縫い目により、それまで縁かがり専用で使われていたロックミシンは、衣料のファッション性を高めるために活用されるようになりました。


1990年|4本糸作動付ロックミシン BL4-838DF型

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2・3本糸のベビーロックは4本糸に進化し、さらに作動機能が搭載された「BL4-838DF型」が発売されます。

4本糸への進化により、ロックミシンは縁かがり、飾り縫いに加え、ニット素材の縫い合わせのためのミシンとして、さらに幅広い用途に活用されるようになります。


1993年|空気圧ルーパー糸通し機能(エアスルー)付ロックミシン BL55型 衣縫人

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ルーパー糸通しの煩わしさを解消するために開発された「空気圧式ルーパー糸通し(エアスルー)」機能を搭載した「BL55型 衣縫人」が発売されます。

面倒なルーパー糸通しの手間と時間を大幅に軽減したこの機能は、ユーザーから高い評価を受けただけでなく、工業発明品としても注目され、1996年に「日本発明大賞(財団法人日本発明振興協会)」、1997年に「注目発明選定証(国務大臣科学技術庁長官)」を受賞しました。

以降、「衣縫人」と名付けられたベビーロックは、「空気圧ルーパー糸通し(エアスルー)」を搭載した製品としてシリーズ化され、機能を向上させた後継機が発売されていきます。


1997年|自動糸調子機能(ジャストフィット)付ロックミシン BL23型・25型 糸取物語

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糸調子を自動化するために開発された「自動糸調子(ジャストフィット)」機能を搭載した「BL23型・25型 糸取物語」が発売されます。

自動的に最適な糸の送り出し量をコントロールすることで、美しい縫い目をつくるための調整や知識が不要になり、1993年に開発・搭載されたエアスルーとともに、ジャストフィットは縫い始めるまでの手間を大幅に軽減し、初心者の方でも作品づくりを楽しめるロックミシンとして認められていきます。

以後「糸取物語」と名付けられたベビーロックは、「自動糸調子機能(ジャストフィット)」ならびに「空気圧ルーパー糸通し(エアスルー)」を搭載した製品としてシリーズ化され、機能を向上させた後継機が発売されていきます。


2000年|オーバーロック・カバーステッチ複合機 BL75型 縫工房

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オーバーロック機能とカバーステッチ機能両方の機能をあわせもった複合機として開発された「BL75型 縫工房」が発売されます。

カバーステッチ機能により、作品がよりプロフェッショナルな仕上がりになるだけでなく、多様な飾り縫いが、ホームデコレーションやバックなどにロックミシンを活用していた北米のベビーロックユーザーに広く受け入れられ、以降、機能を向上させた後継機が北米での主力機種となります。


2004年|カバーステッチ専用機 BL72型 ふらっとろっく

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ロックミシンの作品に、よりプロフェッショナルな仕上がりを求めるユーザーの希望にこたえるため、「空気圧ルーパー糸通し(エアスルー)」を搭載したカバーステッチ専用機「BL72型 ふらっとろっく」が発売されます。


2009年|ウェーブロック・ジェットエアスルー機能付ロックミシン BL69WJ型 糸取物語 Wave Jet

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それまで手動で行っていた「空気圧ルーパー糸通し(エアスルー)」を電動化、新たに開発されたウェーブロック機能を搭載した「BL69WJ型 糸取物語 Wave Jet」が発売されます。

高い装飾性をもつウェーブロックは、ロックミシンでの作品にオリジナル性を加える縫い目として評価され、「BL69WJ 糸取物語 Wave Jet」は日本国内での主力機種になります。


2009年|ハンドステッチミシン BLQK型 Sashiko

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キルトや刺し子の作品づくりに必要なハンドステッチにかかる手間と時間を軽減し、ユーザーがより創作活動に専念できることを目的に開発されたミシン「BLQK型 Sashiko」が発売されます。

ミシンの下糸だけで丹念に手縫いされた縫い目の風合いを表現できる「Sashiko」は、国内外のキルトや手芸愛好家を中心に高く評価されています。


2015年|オーバーロック・カバーステッチ複合機 BL86WJ型 縫希星

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オーバーロック・カバーステッチ複合機ユーザーの声を取り入れ開発された「BL86WJ型 縫希星」が発売されます。

電動空気圧ルーパー糸通し、自動糸調子、ウェーブロックなどの、ベビーロックとしての機能に加え、手元スピードコントローラーやニーリフターなど、ユーザーの「使いやすさ」を追求するために新開発された機能を付加、ニットはもちろん、布はくの作品づくりも楽しめる、ベビーロックの最上級モデルです。

「BL86WJ 縫希星」は、その機能性とデザイン性が評価され、「2015年 グッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会)」を受賞しました。

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