はじめてのロックミシン 基礎知識

ロックミシンってどんなミシン?

ロックミシンは、布の端がほつれないようする「かがり縫い」や、伸縮性のあるニット素材の縫い合わせが得意なミシンです。
lock_mishin01

Tシャツやトレーナーなど、ロックミシンだけでつくれるお洋服もありますが、ロックミシンと家庭用ミシンがあれば、さらにソーイングの幅が広がります。

photo01-01

ロックミシンでできること

「かがり縫い」
photo02-01

スカートやブラウスなど、既製服の裏側を見てみると、布端が何本もの糸でくるむように始末されているのがわかります。 これがロックミシンのいちばん基本の縫い目「かがり縫い」です。
家庭用ミシンでも、直線縫いとジグザグ縫いの機能を使って布端を始末できますが、ロックミシンの方が仕上がりがきれい。特に洗濯を繰り返すと、その差がはっきりと出てきます。

「ニットの縫い合わせ」

photo02-03
ニット生地はTシャツやトレーナーなどに使われる、伸縮性のある生地のことです。
Tシャツを伸ばしてみると、ロックミシンの縫い目に適度なゆるみ(伸縮性)があることがわかります。
この縫い目の伸縮性が、ニットの縫い合わせに最適なのです。
直線ミシンの縫い目は、伸縮性がないため、着たときに糸切れを起こしてしまいます。
ただし、ロックミシンはあくまで布端を縫うためのミシンなので、ポケットを身頃につけることはできません。こうしたところは直線ミシンで行ってください。

「巻きロック」

photo02-02
オーガンジーやジョーゼットなどの薄地の端をひと折りしながら、1.5mm程度に細くかがる縫い方です。
身近なものではハンカチやスカーフの端始末に。最近ではコサージュやフリルの飾り縫いなどにも使われ、工夫次第で様々な表現が可能。
また、薄地の縫い合わせに使用すると、きれいなシルエットに仕上げることができます。

ロックミシンの選び方

ロックミシンはいろいろなメーカーから発売されています。
一見、どのロックミシンも似たような形をしていますが、よく見ると「1本針2本糸」や「2本針4本糸」など、ロックミシンにもいろいろな種類があることがわかります。
ロックミシンを購入するときは、まず、何をしたいかを考えてロックミシンの種類を選ぶことが大切です。

布端の「かがり縫い」だけなら「1本針2本糸」や「1本針3本糸」のロックミシンで十分。 ベビーロック製品でいうと、糸取物語BL24EXSなどがそれにあたります。

photo03-01

もっと本格的にニット素材でソーイングを楽しみたい方は、「2本針4本糸」のロックミシンがあると便利です。
「1本針3本糸」でも、ニットを縫い合わせることができますが、厚地を縫うときや動きの激しい箇所を縫う時に、少し強度が足りない場合も。そのため、ほとんどのニット製品は「2本針4本糸」のロックミシンで縫い合わされています。
ベビーロック製品でいうと、糸取物語BL69WJBL65EXSなどです。

オーバーロック」機能に「カバーステッチ」機能もついている、両方の機能が使えるロックミシンもあります。これは複合機と呼ばれ、 ベビーロック製品では、縫希星BL86WJ縫工房BL77WJです。

photo03-02

カバーステッチとは、裾や袖口などによく使われてる縫い目のこと。 表側は直線で平行に2本縫ってあるように見え、裏返すとオーバーロックのような縫い目になっています。
カバーステッチは、カバーステッチ専用のミシン、ベビーロック製品でいうと、ふらっとろっくBL72Sで縫うことができます。

「巻きロック」は3本糸以上のロックミシンででき、機種によっていろいろなバリエーションがあります。

photo-03

また、最新機種には「ウェ~ブロック」という縫い目ができる機種があります。
ほかのミシンでは縫えないものなので、より個性的でオリジナルな作品づくりに。
これを縫えるのはベビーロックの糸取物語BL69WJ縫希星BL86WJ縫工房BL77WJ、また、巻きウェーブロックのみ縫える機種には糸取物語BL26WEXSがあります。

ページ上部へ戻る