使用できる糸について

  • 製品の操作方法

各ミシンで使用できる糸については、下記をご確認ください。
※古い糸や粗悪な糸を使用すると、糸切れや目飛び、糸調子の乱れの原因になりますので、使用しないでください。

糸の太さについて

糸に表記されている「#(数字)」が糸の太さを表しています。
数字が小さいほど太く、大きくなるほど細い糸です。

#8  皮革製品やバッグのステッチとして使われる太い糸。
#30 帆布やデニムなどの厚い生地を縫い合わせるときに使用するやや太い糸
#60 シャツやスカート、カットソーの縫い合わせに使用する一般的な糸
#90 端かがりや、薄手の素材(オーガンジーや裏地など)を縫うときに使用する細い糸

生地と針に合わせた糸をご使用ください。

糸の素材について

糸には綿・絹・ポリエステル・ナイロン・レーヨンなど様々な素材がありますが、その中でもポリエステルの糸は耐久性が高く劣化や糸切れを起こしにくいため現在販売されているミシン糸の多くがポリエステルになっています。

古い糸など劣化した糸を使用すると、糸切れや目飛び、糸調子の乱れの原因になりますので、使用しないでください。

ロックミシン

一般的には#60〜90の糸を使用します。

ルーパー糸には、テトロン糸、スパン糸、ウーリー糸、飾り糸、金糸、極細毛糸など、糸道のパイプに無理なく入る糸であれば、市販されているほとんどの糸を使用することができます。

針糸には、通常スパン糸が使用されます。
また普通ミシンと違い、伸縮性のあるニット地等を縫う場合でも、水着やレオタードなどの特別な場合を除き、レジロン等の伸縮性のある糸を使う必要はありません。

ウェーブロックで縫う場合は、上・下ルーパー糸にウーリー糸を使うと、縫い目にボリュームがでます。

カバーステッチミシン

ルーパー糸には、テトロン糸、スパン糸、ウーリー糸、飾り糸、金糸、極細毛糸など、糸道のパイプに無理なく入る糸であれば、市販されているほとんどの糸を使用することができます。

針糸にはスパン糸の#60の使用を推奨しています。
ロックミシン同様、伸縮性のあるニット地等を縫う場合でも、水着やレオタードなどの特別な場合を除き、レジロン等の伸縮性のある糸を使う必要はありません。

職業用ミシン

用途によって#30~#90の太さの糸を使用します。
糸の太さに合った針を使用してください。

「エクシムプロEP9400LS極」のみ#8までの太糸が使用できます。

ハンドステッチミシン(Sashiko)

使用できる糸はスパン糸などの#40~#100です。
撚りのない、または撚りの少ない糸、およびウーリー糸や、手縫い用の刺し子用糸や刺しゅう糸は使用できません。