1968年、世界初の家庭用小型ロックミシンとして誕生したベビーロック。
発売から50年以上が経った今も、私たちは変わらず「品質」にこだわり続けています。
それは、ただ精密なミシンをつくることだけではありません。
使う人の創作をもっと自由に、もっと快適にすること。
長く安心して使える信頼を届けること。
そして、買ったその日から、ものづくりの喜びを支え続けること。
ベビーロックが守り続ける、4つの品質へのこだわりをご紹介します。
4つのbaby lock Quality
耐久性と美しさを極める「基本品質」
ミシンに求められる品質とは、縫い目の美しさ、耐久性、故障の少なさ。
ベビーロックでは、1968年の生産開始以来、50年以上にわたり、山形・鈴木製作所で一貫生産を続け、細部まで徹底した品質管理を行っています。
500を超える部品を、極限まで誤差を抑えて組み立て、縫製時の安定性を実現。
シンプルな機構設計を徹底することで、負荷を減らし、長く安心して使える一台を生み出しています。
一針一針の縫い目の美しさは、積み重ねた技術と信頼の証なのです。
クラフトマンシップ
創作をもっと自由にする「魅力的品質」
「もっとラクに、もっと楽しく、もっとすごいものをつくりたい。」その想いを形にするための品質が「魅力的品質」です。
1968年、世界初の家庭用小型ロックミシンを発売して以来、空気圧ルーパー糸通し、自動糸調子、空気圧針糸通しなど、使いやすさを革新する機能を次々と開発。みなさまの創作の可能性を広げてきました。
私たちの開発の原動力は、「もっとつくりたい」 というお客様の声。ロックミシンの進化は、使う人の想いとともに歩んでいます。
ボタンを押すだけの糸通し。
「空気圧糸通し」
めんどうな糸通しを、空気の力で解決。最適な空気圧で糸を送り、パイプ内をスムーズに通す独自設計。ルーパーに糸を通すための「つなぐ・切り離す」構造の開発には幾度もの試行錯誤を重ねた。手間を減らし、もっと気軽にロックミシンを使えるように。
誰でもどんな生地でも、美しく縫える。「自動糸調子機能」
一般的なミシンの糸調子は「糸の張力を調整する」仕組み。しかし、ベビーロックは「1針ごとに必要な糸の長さを計量し、最適な量を供給する」独自の方式を採用。そのため生地の厚みや糸の種類が変わっても、手動調整なしで均一な縫い目が得られる。
音まで心地よく。快適なソーイング時間を「減音のしくみ」
ミシンが滑らかに動くよう、部品の形状を緻密に計算し、耳障りな音を低減。さらに、部品の重さ・配置・クリアランス(隙間)を最適化することで、不要な振動を抑えている。ただ静かにするだけでなく、「ソーイングに心地よいリズム」を生み出すためのこだわりが詰まっている。
一台一台に、職人の誇りを「日本品質」
世界中で愛されるベビーロックだからこそ、一切の妥協を許さない。それが、私たちの考える「日本品質」です。
山形の工場では、職人が手作業で細部まで調整を行い、最終工程で試し縫いを実施。
動作の滑らかさや縫い目の美しさを確認し、合格したものだけをお客様のもとへ届けます。
細部までこだわるその姿勢こそが、ベビーロックが誇る「日本品質」の証。一針一針に、確かな技術と職人の誇りが込められています。
「つくる」を支え続ける「サービス品質」
ミシンは、買った瞬間がゴールではありません。
その先に広がる「ものづくりの時間」を、どれだけ豊かにできるか――。それこそが、ベビーロックの考える「サービス品質」です。
1968年の発売当初から、個人ユーザーはもちろん、服飾・洋裁学校の学生、販売店の皆様とともに、講習会やサポートを充実させ、ものづくりの楽しさを広げてきました。
「買って終わり」ではなく、「つくる」を支え続けること。それが、ベビーロックの使命です。
学びと出会いを「ベビーロック・スタジオ」
ベビーロック・スタジオでは、初心者からプロまで幅広く学べるワークショップを開催。使い方の基礎から応用まで、実際に手を動かしながら習得できる、ものづくりを深める場を提供している。
つくりたい気持ちに、すぐ応える「作品レシピ・型紙のダウンロード」
ベビーロック製品のユーザー登録をすれば、すべてのレシピや型紙が無料でダウンロード可能。登録していなくても、たくさんの型紙を無料で提供。すぐに作品づくりを楽しめる。
安心して、ずっと使い続けられる。「修理・アフターフォロー」
ミシンは長く付き合う道具だから、修理やアフターフォローも大切に。安心して使い続けられるよう、サポート体制を整えている。
ベビーロックのこと